膵臓がん(癌)の予防と治療情報
膵臓がん(癌)とは
すい臓は胃の裏側にある臓器で、草履にような形をしています。
重さは100g前後で、強力な消化酵素を分泌する部分と消化管ホルモンを分泌する部分からなる重要な臓器の1つです。
膵臓(すい臓)は胃の裏にある臓器で、中でも膵管と呼ばれる十二指腸との連結部分あたりにがんが出来やすく男性のがん死亡率は肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がんにつづいて5番目となっています。
膵管はさらに7つに分けることができ、その内主ながんは、管状腺がんが80%以上、つづいて乳頭線がんが10%弱です。
- 早期がん・・・1つの癌細胞が30回以上の分裂を繰り返した状態。
- 進行がん・・・早期がんから進行し他の臓器にも転移がみられた状態。
- 末期がん・・・手の施しようがない状態。
また、前がん状態といわれる状態があり、これは放置しておくと高い確率で癌に変化してしまうおそれのある状態をいいます。
膵臓癌(すいぞうがん)の特徴
すい臓がん患者の8割以上は60~70歳代の高齢者に最も多く、早期に進行しリンパ管や血管への転移が非常に早いのが特徴です。
原因は諸説あるのですが、食の欧米化や食生活の乱れなど社会的な環境の変化にも関わりがあるようで過去20年で腎臓がんの患者数は4倍近くになっており、今後も増加傾向にあるようです。。