がん(癌)の予防
がん予防の基礎知識
がん予防には一次予防と二次予防があります。
一次予防について
年齢と共に発がんの危険度は増していきます。 一次予防は生活習慣を改善することで癌になりにくい生活習慣へ改善することに重点をおきます。
二次予防について
二次予防は定期検診を増やすことで早期発見することに重点をおきます。 意図的に検診回数を増やすことで仮に癌になってしまっていても早期発見・早期治療を行うことで生存率が高まります。
飲酒や喫煙の量を減らす・なくす
喫煙者と肺がんの関係性は十年以上前から指摘されており、喉頭がんや肺がんは喫煙の習慣が大きく影響を及ぼしています。 また、食道がんや口腔がん、、食道がん、咽頭がんも飲酒と喫煙の習慣が重なることで発がんの危険度が30倍以上になるとも言われています。 これらの癌は胃がんなどに比べると手術も困難になり、手術後の管理も大変です。 飲酒や喫煙の習慣がある方は一次予防としての禁酒・禁煙などで生活習慣を改めることが重要視されます。
『がんを防ぐための十二ヶ条』
癌の予防については国立がんセンターから 『がんを防ぐための十二ヶ条』というのが示されているのでご紹介します。
- バランスのとれた栄養をとる
- 毎日、変化のある食生活を
- 食べすぎを避け、脂肪は控えめに
- お酒はほどほどに
- たばこは吸わないように
- 食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
- 塩辛いものは少なめに、熱いものは冷ましてから
- 焦げた部分は避ける
- かびの生えたものに注意
- 日光に当たり過ぎない
- 適度にスポーツをする
- からだを清潔に