膀胱がん(癌)の治療情報
膀胱がんの生存率は
しかし、腫瘍を切除することができても、膀胱の別の部位に再発をすることがあります。一つの腫瘍の場合の再発率はおよそ30~40%、多発性の場合の再発率は70~90%とされています。
癌での死亡者数は、2000年には全死亡者数の約30%を占めるようになり、その数はいまも増加傾向にあります。
また、癌の発生率は高齢になるほど増加し、高齢化が進む限り、癌の死亡率も増加すると予測されています。
癌の死亡率は発生した部位によって異なります。
膀胱がんの生存率は
3年生存率 | 5年生存率 | 症 例 数 | |
---|---|---|---|
全症例 | 85.4% | 366例 | |
Tis | 94.7% | 94.7% | 23例 |
Ta-1 | 100.0% | 98.6% | 128例 |
T2 | 90.3% | 83.4% | 119例 |
T3 | 60.6% | 57.5% | 64例 |
その他のがんの生存率
乳がん・子宮がんの五年生存率は約65~80%
胃がん・大腸がんは約50%前後
肺がん・肝がんは約10%
膵がんは約5%
検診による限局にとどまっている癌については早期発見・早期治療を行うことで生存率は上記よりも高くなります。